人気のある転職先業界

やりたかった仕事へ
転職を考えるきっかけはいくつかありますが、誰でも新卒で仕事を初めて2~3年目くらいの時期には「これは本当に自分がやりたかった仕事じゃない」と感じることがあるのではないかと思います。
もちろん仕事は趣味やボランティア活動とは違うわけですから、やりたくないから参加しないという理屈は通りません。
ですが、いくら仕事とはいえ納得のいかない業務内容をいやいや過大なストレスをためながら続けていくというのは、その先10年20年を考えるとつらくなってしまうことです。
そんな自分の中のもやもやを解決するために、それまでとはまた違った勉強やスキルアップをして転職という手段をとる人もたくさんいることでしょう。
そこで今回は転職先としてよく選ばれている業界についていくつか説明をしていくことにします。
人気のクリエイティブ系
まず、転職先としてかなりの人気となっているのが【クリエイティブ系】の職業です。
クリエイティブ系とは、簡単に言えばデザイン業界や広告業界、その他イラストやCGを作成するような業界のことです。
クリエイティブ系は労働時間が長くなりがちであり、それでいてそのかけた時間がそのまま給与に必ず反映されるような仕事ではありません。
実際、クリエイティブ系のしごとをしている先輩の意見を聞いても給与面に関して十分に満足していると返答している人はそれほど多くありません。
しかし仕事に対しての満足度はかなり高いものがあり、苦労をして仕上げた自分の成果物が世の中多くの人の目に触れるという自己実現的な仕事の達成感はかなり高いということができます。
新卒時に頑張って大きな企業に務めたものの、仕事をすることの嬉しさや愉しさを感じることができないという若い人が思い切って転職をするというケースもよくあるようです。
同じような動機として、人と関わることが多い接客系やサービス業も特に女性の転職先としてよく選ばれます。
営業・企画も人気
次にクリエイティブ系とは全く正反対の理由でよく選ばれるのが【営業・企画】の仕事です。
営業である以上はノルマや一定の成績が求められるという側面もありますが、お客さんと接しながら自分の能力で成果を挙げていくという仕事の愉しさは十分に感じることができる仕事です。
企業によっては営業成績でどんどん給与が上昇していくということもよくあるので、「自分ならもっと」という気持を持った若手社員にとっては向いている仕事といえるかもしれません。
営業成績によっては給与が前職よりもダウンしてしまうこともあるので、転職の際は企業についてよく調べた方がよいですね。